パタンナーにインタビュー~2017FW~ | NEWS | miroir de ensuite(ミロワール ドゥ エンスウィート)

パタンナーにインタビュー~2017FW~

Bonjour!

先に申し上げます。今回は少々長くなりますので、お暇な時の読み物にしていただければ幸いです(´`*)

さて、まさかの12月突入でございます。夏を過ぎてから一気に冬まで来ちゃったような気がしますね。
皆様、紅葉シーズンは楽しまれましたか?私、今年は近場でまったり鑑賞してまいりました。
屋台が出て賑わっている頃合を見計らい、「紅葉狩り with 食欲」といったコンセプトのもと旅行好きな友人と共に。
正直、自然に包まれながら食べ歩く雰囲気を楽しむ旅(?)になり、個人的には焼きそばと急な石段とたこ焼きばかり思い出してしまいます。
...楽しかった。

今回は食欲の秋になっちゃいましたが、こうやって直に自然の中に身を置けると、普段のルーティンからちょっと距離を置いて、リセットされる気持ちになるから心地よいですよね。
最近旅報告になっているときがありますが、何卒ご容赦を(´`:)
さて、今回は「パタンナーにインタビュー」をお届けいたします♪

★パタンナーにインタビューvol.1★

―ひょっこりやってまいりました、よろしくお願いします。
パタンナー(以下P):よろしくお願いします。

―本日はこの秋冬のコートについてお聞きしたいのですが...
P:うん、じゃあまず全体感についてお話するね。今年は軽くてゆったりしたシルエットをコンセプトにしてパターンを取っています。素材も柔らかいものを選んでます。コートって防寒具だけど、中に何を着るかを考えると重くなりすぎず「軽い・ゆったり」が実用的でいいかなって。
img_171204_01.jpg
―実用性にも気を配っての作り込みですね。
P:例えば、典型的なPコートだと襟が詰まってて大きいのね。袷のラインがシュッとしてる。でも今、実際に着るとすると、ハイネックも着たいしモコモコのニットも着る。ストールも巻いたりしますよね。そんなことを想定して、襟を詰めすぎず大きくなりすぎず、ハイネックやストールとも合わせやすいようにしました。

―写真でまさにモコモコハイネックニットと合わせていますものね。では、こちらのコートはどのような特徴があるのでしょうか?
P:シルエットを「ややAライン」にしています。ややAなのは、普通のAラインみたいに広がりすぎたり、逆にコクーンシルエットだったりすると中に着るものを選ぶから。スキニー~ワイドパンツまでオールマイティに合わせられるシルエットは何かなって考えたら、この形だったの。
img_171204_02.jpg
―確かに、最近ワイドパンツが流行りですし、これは万能ですね。
P:あと、さりげなくディテールにも凝っています。フードの裏地に暖かみのある風合いのいい素材をもってきたり、コート3色ともボタンやフードの紐に白を使ってmiroirらしくしたり。かわいいの。

―私、こちらもお聞きしたいです。渋谷マークシティ店での撮影で某Tさんが気に入ってくださった。
P:このコートはね、軽くてゆったりはもちろん、首元まで隠れるようあえて襟元のジップ位置を上げることで、すっきりかつ首元まで温かく、フードの形もきれいに収まるようにしました。
img_171204_03.jpg
―写真ではフロントを開けていますが、ジップを締めたところもまた襟元のラインがきれいでした。
P:うん。あとね、このコートはモッズコートを基調に背面にミリタリー要素も入れています。裾に切り込みがあることろにちょっとね。

―最後に、ダッフルコート、お願いします!
P:ダッフルは形自体は昨年のものとほぼ変わらず、ヒップが隠れるほどよい長さと、メルトン素材だけどすっきりしたシルエットに。でも昨年よりアームホールを少し広く取ったから、中にニットを着ても着心地がいいようになってますよ。
img_171204_04.jpg
―素材のメルトンとは...?
P:毛織物の目がぎゅっと詰まっていてフェルトみたいな防寒に適している生地なんだけど、詰まってるからこそ硬い質感の素材。でもこのダッフルでは起毛させてソフトな風合いにしてるから、柔らかく暖かいんです。

―写真ではカラーもパッと華やかな赤で、実用性も高い。となると、ヘビロテできますね。インタビューは以上になります。コート選びの参考になりました。生地のことまで教えていただきありがとうございました!
P:ありがとうございました~!

では、次回は恐らく今年最後の更新になるかな?っと思います。
ちょっと気が早いですが、皆様よいクリスマスを!

Au revoir!